病院では同室のオバサマから「強い人ね」「気丈な人ね」と言われ続けました。 誉めて頂いたのか、呆れられて仰っていたのかは不明ですが。(笑)
強い女は、本当は弱いから強がっているだけなのに。。。って自己弁護です。
itoitoが尊敬する、本当に強い女性をお二人紹介いたします。 このお二人の姿を見て、真似ているだけ、決して強い女ではありません。
Aさんは、化粧品関係のお仕事の代表者でした。 パソコン教室に通われるようになって、パソコンを習うより、itoitoに化粧品を売る事に方向転換。 さっぱりとしたお綺麗な方でした。
ある日、突然!偲ぶ会のご招待状が届いて。。。誰が亡くなったのかしら?とビックリして、お電話を差し上げましたら、そのAさんは、10か月も前に亡くなっていらして。。。そう言えば最近電話がないな~と思っていたのです。
偲ぶ会では、お嬢様の隣の席でしたから、色々と伺いました。
子宮癌で亡くなったとか、三日前まで自宅から、営業や、社員の方達に、指示の為の電話を掛け続けていらしたとか。病院に入られて、3日後に彼の世へ旅立たれたようですが、最後まで、ご家族以外には素顔を見せたくないと面会もお断りになったと仰っていました。
死に様の一つの例を見せて下さいましたAさん。 ご冥福を祈りながら、勇気を頂きました。
ご近所にお住まいのOさんは、乳癌の手術をされた後に、偶然お逢いしました。 スポーツが好きなOさんは、大変しっかりした気さくな明るい方です。
「夫は単身赴任だし、子供たちには、其々の生活もあり、小さな子供もいますから、入院も退院も一人で行って来ました。」と仰っていました。
「お米さえあれば、何とか生きて行けるでしょ!」と明るく仰って、退院後も一人で頑張られた様です。
今回の入院に関しましては、このOさんの行動から、元気を頂きました。
こんな強い先輩方を、お手本にさせて頂いています。
真の強さを持った女性という代表の様な方達ですね。
術後に、「付き添いの方は?」と医師は仰いました。
「誰もいません。」と申しましたitoitoに、「えっ!」と驚かれましたが、こんな素敵な先輩達の真似をしただけ。。。こんな先輩がいらしたから、弱虫のitoitoでも、出来た事かも知れないと思っていますよ。(笑)
兄達からは、泣き虫itoちゃんと呼ばれていた位、弱虫だったitoitoなのよ。(うふふ)