<映画 独裁者と小さな孫>

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土曜日の業務終了後、新宿・武蔵野館で「独裁者と小さな孫」を見て来ました。

これから観にいらっしゃる方も多いとは思いますが、ネットから借りて来ました解説をUPしてみます。

中東のある独裁国家。冷酷で無慈悲な大統領は、圧政によって贅沢な暮らしを続け、日々罪なき多くの国民を政権維持のために処刑してきた。ある晩、首都でクーデターが勃発、民衆は暴徒と化し、大統領への報復を呼びかける怒声と銃声が轟き渡り、独裁政権は完全に崩壊、妻や娘たちは国外へ逃避させたが、賞金首となった大統領は幼い孫を抱え逃亡を余儀なくされる。
羊飼いや旅芸人を装い、孫に赤いスカーフを付け女の子に見せかけたり…素性を隠しながら死の物狂いで「生」にしがみつく。行き先のない逃避行。失われていた人間性を徐々に取り戻していった、ただの哀れな老人と化した男が逃亡の果てに見た風景とは―?

憎しみが憎しみを生む<負の連鎖>はいつまで続くのだろう。

孫の無邪気さが辛い。。。考えさせられる映画ですね。 見る人に、現在の社会情勢を踏まえて送られたメッセージだと思います。 この映画の登場人物の様に苦しんでいる人達が、今もいるって事を改めて胸に刻みました。