欄の鉢植えに思う

9月の声と共に秋風が吹いて来ました。涼しい今朝の東京です。

昨夜は、月末を終え23時前に自宅へ着いた時には、前夜来からの疲れでそのまま眠ってしまいました。お陰で今朝は体調回復ですね。

昨日、マミコが中学時代を過ごしました、学大(附)竹早中の先生から60年記念誌への投稿の以来のお電話を頂きました。

各学年から1名づつとの事。

今年も後輩達にパソコンの指導で伺っています。これは依頼こそあれボランティアのような物ですが、誰よりもマミコ自身が喜んで伺っているのです。母校には気持ちが安らぐもの、そして中学時代を過ごした思い出が蘇るものがあるからでしょう。

昨年は、その後輩達に向けて2回の講演を依頼されました。

決して優等生であった訳では御座いません。

中学受験で入学した竹早中でしたが、高校入試で附属高校の受験は失敗致しました。

合格発表の日、マミコと駅までの道を2往復致しました。心のなかで「まさか?」と言いう気持ちが働いたから。。。もう一度確かめて。。。そんな気持ちで2往復したのです。

高校は、池袋にあります進学校で有名な女子高へ入りましたが、1年生の2学期末に中途退学をしたと言う経緯が御座います。

12月に入って、その女子高へ退学届を出しに夫と出向いた事を思い出します。

腕には、欄の鉢植えを抱えて参りました。

3学期には後輩達が、その高校を受験に参ります。後輩達にマミコの取った行動で影響を及ぼす事がないようにと、お願をして校門を後にしたのです。

12月の風は冷たかったですね。

その足で、竹早中にitoito一人で挨拶に参りました。

あれから、10年以上が経ちました。

「高校受験の失敗からこんなに立派に立ち直った先輩がいるよ」と言う事で、何かの折に引き合いに出されます。

こんなマミコの人生が、後輩達が道を誤った時の、道標になれるのであれば喜んで、お手伝いをさせたいと思っています。

どちらの学校の先生方からも受けました、あの時の温かい対応は母として一生忘れる事は御座いません。

「欄の花」を見ると、少し辛さを思い出す事もあります。池袋の駅を降りる度、高校までの道すがらを思い出します。

七転び八起き、人生は色々です。だから楽しいのですね♪