別れを迎える時

週が明ければリログとは別れが参ります。

1月31日で書き込みサービスは終了ですよ。と言うメールが届き、その日を実感として受け止めています。

立ち退きを余儀なくされたのとは違った感じ。

湖の底に沈んで行く村を見届けている。。。こんな気持ちかもしれないですね。作り上げた物が無くなるのは寂しいと言うより、虚しさを感じます。

新しい環境で、気持も新たに楽しんで行きたいとは思っていますが。

瀬戸内の海の目の前で生まれ育ったitoitoでしたが、4歳の時に田園に囲まれた地域に引っ越しを致しました。

そのご近所に、生花を教えて下さるオジイサン先生がいらして、娘婿さんは、勤めの合間に茶道を教えて下さいました。茶道の生徒はitoito一人。

その内転勤になられて終わりを迎えた時、母は、代わりにオバアサン先生を見つけて来ました。男点前で習得したitoito、そのアバアサン先生の優しい女性らしい御点前が物足りなくて、暫くして辞めてしまったのです。

生花・茶道、そして母は、知り合いの日舞の先生を呼んで来ました。

その先生の御宅は遠かったから、出張で教えに来て頂いていたのです。女優さんのように綺麗で華がある先生でした。憧れの先生でしたね。外野席の煩い噂話で、その美しい先生は、何方かのお妾さんだと知りました。 

有る時、母は、「先生は結婚してアメリカに行かれます。筋が良いから続けるようにと仰るので、また新しい先生を見つけて来ます。」と言いました。

お別れが辛いから、もう辞めるって駄々をこねました。家運も危なしくなったりで日舞もそれっきりとなりましたね。

itoitoの中では、この二人の先生の別れは記憶に鮮明です。

御二人の先生は、既に亡くなられたのでは。。。

インパクトが強かった分、別れの寂しさを感じたお二人でした。

リログのメンバーの方達は、2年間のブログ生活で、ご自分のブログスタイルを決められた方も多いですね。

新しい環境にいらしても、このリログでの経験を基に楽しまれますように。。。と願っています。

終了日までの最後の日曜日を、既に飛び立った方、今も残っていらっしゃる方、其々の思いで迎えていらしゃるのでしょうね。

寒さも少し緩んだ今日の東京です。

ネタ探しに、お出掛けになっていらっしゃる方もいますね♪ 

「別れを迎える時」への2件のフィードバック

  1. いよいよリログも最後を迎えます。
    良きフレンドに恵まれて楽しませていただきました。
    いずれはこのような時を迎えることは分かってましたが
    やはり寂しいですね、いい色に移り暫く過ごします。
    又お目にかかれると嬉しいです。

  2. ソラポポさん
    コメントを有難うございました。 
    楽しい環境を与えて頂きました、凸版印刷さんに感謝しております。
    リログが無くなる事で、一層リログへの愛着を感じられる人も出て来ましたね。
    新しい環境でまた楽しみたいですね。よろしくお願い致します♪

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