憧れの人

お花の先生と中学時代出会った事から、生花の世界に足を踏み入れ今も続いていると生徒のIさんは仰いました。
「服装のセンスも良く美人で子供心に憧れたわ」と。

いといと幼い頃、日舞を習っていました。
やはり子供心に側にも近寄れない位美しい先生だと憧れました。
夏の事「先生いといとと一緒に泳ぎに行こうよ」と誘った記憶があります。

先生は「日焼けが恐いから泳がないのよ」と優しく仰いました。
粋な着物に身を包み日傘をさされた先生は色の白い方でした。

口煩いオトナの人達が陰で「あの先生お妾さんなのよね」と言っている言葉を
盗み聞きした私は、そういう人になると美しくなれるのね、と本気で思ったりしたものです。

その後アメリカに渡られ結婚されたと母から聞かされました。

今、会って見たいNo.1の方です♪