明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します♪
昨年秋からお休みをしていらっしゃる生徒さんの事が気に掛かっていたのですが。。。
昨日年賀状を頂きました。ホッと致しましたが。
ご高齢の方が多く通われるパソコン教室ですから、こんな心配は当たり前の事ですね。
最後にいらした日に「明日から検査入院します。2週間ぐらいでまた教室に戻って来ます」と翌月分のお月謝を支払われて。。。
あれから3ヶ月経ちました。何かの時にはふっと思い出します。
「お元気かしら?如何していらっしゃるのかしら?」と。
年賀状の隅に修正液で消した部分がありましたので、明かりで透かして見ました。
「9月から入院しています」と言う文字が消されていました。
奥様からの年賀状だったようです。
胸がジーンと致します。
目白教室を立ち上げたのは2001年4月。その年の夏の終わりに入会されました。
「こんな体の私でもパソコン教えて頂けますか?」と一言
見れば左半身がご不自由な体のようでした。「やる気さえあれば何方にでも出来ますよ」と言った言葉を忘れてはいません。
小脇にセカンドバックを挟むのが精一杯のような感じでした。その頃のパソコンは「ME」ですから頻繁にフリーズします。「ctrl+alt+delete」を同時に押す作業は、その方に取っては大変な作業でした。
文字の入力は勿論片手です。
1ヶ月も通われた頃、ふっと気が付けばセカンドバックが手提げカバンに変わっているでは。。。握力が出て来たのですね。パソコンの入力や頭を使う作業がリハビリになっている事は、そのうち主治医の先生も発見されたようでした。
「僕の辛さが君達に解るか!!」と何度か声を荒げられた事も。
「世の中にはもっと辛い経験をした人が何人もいるわ。貴方だけではありませんよね。甘えるんじゃないわ」とitoitoと言い争った事も。
5年間、毎日にように、日課のように教室へいらっしゃいました。
ブログを楽しみ、旅先での写真をプリントアウトされたり、「生きていて良かったよ」と仰るようにもなりました。
この方がいらしたから、この方が毎日通われる為に、パソコン教室を続けたと言っても過言ではありません。
今も病院で頑張っていらっしゃるのだと言う事が年賀状で解りました。
マミコは「後悔しないくらいパソコンでの楽しさを伝える事ができた」と申しています。
成人の日のお休みには、もう一度お参りして病気祈願をして来ようかしら。。。