幼い頃の記憶ですから不確かですが
8歳違いの兄が、「itoito、明日死ぬって言われたら如何する?」と聞いてきた事があります。
itoito何歳だった事か。。。
「その時にならないとitoito解らない。。。」と答えたと思います。
兄は言葉を続けて
「昔ね、位の偉い立派なお坊さんがいてね、『後、何時間で死ぬ』って言われて。。。草取りを始めたんだって。そして行水をして横になって静かにその時を待ったらしいよ。。。」と話してくれました。
「itoito、何が起きても慌ててはダメだよ。 落ち着いて静かに対応するように」と不在がちの父に代わって、真面目に人生に付いて教えてくれました。
昨日、itoito映画のタイタニックを思い出しました。
あの映画を観た後で、ビデオも買って見たほどの感動を衝撃を受けたのです。
修羅場を潜ったから。。。世の中の甘いも酸いも噛みしめたから。。。等と耳にする言葉。
買っても苦労をしなさいと、母は申しましたがitoito出来る事なら、そんな苦労をする事は無いと思っています。
修羅場を潜りぬけた人が、素晴らしい人間性があるかと聞かれた時「?」と思います。
出来る事なら、平穏な生活を求めますが、
もしも
そんな時が起きたら。。。静かに時が流れて行くのを待ちます。
何も語らない人ほど、何も言えない人ほど、辛いのではないかしら。。。