「先生、スパイウェアって何?」と、いらしたのはGさん。
新聞を見ていたら、スパイウェアというのが出てきたんですけど、何? 怖いの?
実は、先日「スパイウェア」が勝手に他の銀行に振込みを行ってしまった! というニュースがありました。
そもそも、スパイウェアとはその名の通り「スパイ」。といっても007ほどかっこいいものではありませんが・・・。パソコンの中に入り込んで、どのホームページを見た、どういう言葉をクリックしたか、どういうキーボードを入力したかを探し出し、その人に合わせた広告を出すなどのことを行ってきました。
どうやってパソコンの中に入るかというと、何かソフトを買ったときに自動的に一緒に入ってしまうというのが最も多く、次いで今問題になっているのはホームページを見ると勝手にパソコンの中に入ってしまう、そしてメールで添付して送られてくる。という3つのスパイウェア進入経路があります。
スパイウェアはインターネットで銀行振り込みなどをしている方のパスワードなどを記憶し、悪意のある人がそのパスワードを利用して勝手に振込みなどを行ってしまうことがあります。また、「知らないうちにモノを買ってしまった」ということも!
スパイウェアにはいくつか種類があり、ソフトを買ったときについている、というのがあります。利用状況を知らせる、という項目が利用許諾書の中に入っているときはパソコンを使っている人の状況が送られてしまいます。しかし、これはソフトを利用する以上ある程度は仕方のないことでしょう。
しかし、問題は「悪意のあるスパイウェア」です。
悪意のあるスパイウェアはパスワードを盗んだりします。
さらに問題なのは「スパイが入ってきたことに気づかない」ということ。
画面上ではスパイウェアが動いていても全く気付かないので、知らないうちに情報が送られていることが多々あります。
スパイウェアをチェックするソフトなどもたくさんあります。代表例が Spybot というソフトと Ad-Aware というソフトです。どちらも英語のホームページですが・・・。
お近くのパソカレッジでスパイウェアに感染しているかどうかのチェックを受けることができます。詳しくはパソカレッジにお問い合わせください。
マリ先生でした☆