「あれ?なんかおかしい。字を打つたびに前に書いた字が消えていく??パソコンが壊れちゃった!!どうしよう」
もしかしたら、インサートキーを押してしまったかもしれません。InsertあるいはInsと書いてあるキーを押してみてください。
それでもだめならFnとInsertを同時に押してみてください。直るかもしれません。
インサートキーとは挿入モードと上書きモードの切り替えキーのことです
インサートキーとは、PCキーボードの中のInsまたはInsertと書いてあるキーのことです。場所はキーボードによって違います。
インサートキーはWordやEXCELなどオフィスソフトの挿入モードと上書きモードの切り替えに使います。デフォルトは挿入モード、押すと上書きモードになります。FnとInsertを同時に押して切り替わるPCもあります。
挿入モードと上書きモードの違いは?
文章の途中に文字を打った時に、後ろの文字を消すか消さないかの違いです。
“こん”の後ろにカーソルを持っていき”ばんは”と打ちます、すると
“こんにちばんはにちは”
になります。
“にちは”を消すと、
やっと”こんばんは”になります。
インサートキーで上書きモードに切り替えて、同じことをしてみましょう。
“こんばんは”
になります。
上書きモードってどんな時に役に立つの?
年賀状の時期に住所録の間違いをなおしたり、顔文字の表情をちょっと変えたりするときに、慣れれば時間短縮になるでしょう。
とはいえ、慣れるくらいインサートキーを使う場面はそんなにないですよね。
でもWORDを使う場合なら大丈夫です。なぜかWORDにだけは、インサートキーの挿入モードと上書きモードの切り替えを無効にする方法があるんです。
Wordのインサートキーによる挿入モードと上書きモードの切り替えを無効にする方法
- Wordの文書を開く
- 左上のファイルをクリック
- オプションをクリック
- 詳細設定をクリック
- “上書きモードの切り替えにInsキーを使用する”のチェックを外す
- OKをクリック
これでもう、WORDだけは間違えてインサートキーを押しても大丈夫です♪
それ以外のソフトは?
インサートキーを間違えて押したら、もう一回押してください。